“数度”のいろいろな読み方と例文
旧字:數度
読み方割合
すうど37.5%
すど25.0%
あまたたび12.5%
あまたゝび12.5%
たび/\12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ミハイル、アウエリヤヌイチは一人(ひとり)して元気(げんき)よく、朝(あさ)から晩(ばん)まで町(まち)を遊(あそ)び歩(ある)き、旧友(きゅうゆう)を尋(たず)ね廻(まわ)り、宿(やど)には数度(すうど)も帰(かえ)らぬ夜(よ)があった位(くらい)。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
お島が数度(すど)の交渉の後、到頭また養家へ帰ることになって、青柳につれられて家を出たのは、或日の晩方であった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
この時雌鼠は恐る恐る黄金丸の前へ這(は)ひ寄りて、慇懃(いんぎん)に前足をつかへ、数度(あまたたび)頭(こうべ)を垂れて、再生の恩を謝すほどに、黄金丸は莞爾(にっこ)と打ち笑(え)み
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
彼方は固より闇の中に人あることを知らざれば、何に心を置くべくも無く、御仏の前に進み出でつ、最(いと)謹(つゝし)ましげに危坐(かしこま)りて、数度(あまたゝび)合掌礼拝(がつしやうらいはい)なし、一心の誠を致すと見ゆ。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
可笑(をかし)なお話をいたしましたが、策伝(さくでん)の話より、一層(そう)御意(ぎよい)に適(かな)ひ、其後(そののち)数度(たび/\)御前(ごぜん)に召(め)されて新左衛門(しんざゑもん)が、種々(しゆ/″\)滑稽雑談(こつけいざつだん)を演(えん)じたといふ。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)