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持參金
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ぢさんきん
ふりがな文庫
“
持參金
(
ぢさんきん
)” の例文
新字:
持参金
見捨
(
みすて
)
たと云
廉
(
かど
)
があるゆゑ
道具
(
だうぐ
)
衣類
(
いるゐ
)
は云までもなく百兩の
持參金
(
ぢさんきん
)
はとても返す
氣遣
(
きづか
)
ひなしと思ふゆゑ
夫
(
それ
)
は
損
(
そん
)
をしても
構
(
かまは
)
ぬが
何分
(
なにぶん
)
離縁状
(
りえんじやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これほどの
人
(
ひと
)
他人
(
たにん
)
に
取
(
と
)
られて
成
(
な
)
るまじとの
意氣
(
いき
)
ごみにて、
聟
(
むこ
)
さま
拂底
(
ふつてい
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
なればにや
華族
(
くわぞく
)
の
姫君
(
ひめぎみ
)
、
高等官
(
かうとうかん
)
の
令孃
(
れいぢよう
)
、
大商人
(
おほあきんど
)
の
持參金
(
ぢさんきん
)
つきなど
彼
(
あ
)
れよ
是
(
こ
)
れよと申
込
(
こ
)
みの
口〻
(
くち/″\
)
より
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何時迄も致すは
迷惑
(
めいわく
)
なり殊に又私しの末の弟が
六
(
む
)
ツケ
敷
(
しく
)
云
(
い
)
ふゆゑ何か
最初
(
さいしよ
)
より申通り
持參金
(
ぢさんきん
)
の百兩衣類道具代等は兎も角も
離縁状
(
りえんじやう
)
ばかりを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申込候者これ有しに五兵衞
持參金
(
ぢさんきん
)
が
無
(
なく
)
ては
不承知
(
ふしようち
)
なる由を承まはり私しより段々と五兵衞へ申進め終に千太郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
參
部首:⼛
11画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“持參”で始まる語句
持參
持參付