“打転”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶっころ50.0%
うちこ25.0%
うちころが25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父さまがはえぐち駄荷だにい置いて気の利かねえ馬方むまかただって、突転つッころばして打転ぶっころばされたが、中々強い人で、話いしたところが父さまの気に入らねえば駄目だよ、アハー
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ちようあたりてひるむその時、貫一は蹶起はねおきて三歩ばかりものがれしを打転うちこけし檳榔子のをどかかりて、拝打をがみうちおろせる杖は小鬢こびんかすり、肩をすべりて、かばん持つ手をちぎれんとすばかりにちけるを
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
車内の人々は、少女が居眠りから本眠りとなり、うっかり打転うちころがったのだったと思った。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)