“手塞”の読み方と例文
読み方割合
てふさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人と一人との立ち合いなら別だが、衆に囲まれてしまった時は、この抜く時があぶない! いかなる居合いあいの達人にしても、ここは毛ほどの隙——隙といい得なければ手塞てふさぎが生じる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)