“我先”の読み方と例文
読み方割合
われさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サアお出(いで)だというお先布令(さきぶれ)があると、昔堅気(むかしかたぎ)の百姓たちが一同に炬火(たいまつ)をふり輝(て)らして、我先(われさき)と二里も三里も出揃(でぞろ)って、お待受(まちうけ)をするのです。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
其他(そのほか)一團(いちだん)の賤劣(せんれつ)なる下等船客(かとうせんきやく)で、自己(おのれ)の腕力(わんりよく)に任(まか)せて、他(た)を突除(つきの)け蹴倒(けたを)して、我先(われさき)にと艇中(ていちう)に乘移(のりうつ)つたのである。
我先(われさき)に獲物(えもの)にありつこうと翔(かけ)るはとに向(む)かって突進(とっしん)しました。母(はは)ばとは、巧(たく)みに方向(ほうこう)を変(か)えて、子供(こども)たちのいる巣(す)から、敵(てき)を遠方(えんぽう)へ遠方(えんぽう)へと誘(さそ)ったのであります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)