“巣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
91.6%
すく2.2%
そう2.2%
1.7%
1.1%
すウ0.6%
ねぐら0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついに、彼の目の睫毛と睫毛との間に小さな一ぴき蜘蛛くもをかけるに及んで、彼はようやく自信を得て、師の飛衛にこれを告げた。
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)
冬雪積まず夏苗長ぜず鳥雀すくわず、星夜れば黒気天に上る、蛟かえる時せみまた酔人のごとき声し雷声を聞きて天に上る
すると、緑ちゃんも小林君も、今ごろは、彼らのそうくつにつれこまれて、どんなひどいめにあっているかわからないのです。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
乳母オモよ。この絲は、蝶鳥の翼よりも美しいが、蜘蛛のより弱く見えるがよ——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
乳母おもよ。この絲は蝶鳥の翼よりも美しいが、蜘妹くもより弱く見えるがや——。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ありや、とりすウよ。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)