“空巣狙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきすねら83.3%
あきすねらひ8.3%
しろたび8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸半日、氣のきかない空巣狙あきすねらひのやうな事をしてゐた平次も、その日の晝頃には、到頭シビレをきらしてしまひました。
こんなときを空巣狙あきすねらひは、大層好むのである。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
……掏摸とうべえもなければ、ゆすり、空巣狙しろたび万引にざえもん詐欺あんま……なにひとつない。御番所も詰所も、まるっきし御用がなくなって、鮒が餌づきをするように、あくびばかりしているんでございます