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恢弘
ふりがな文庫
“恢弘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいこう
50.0%
くわいこう
25.0%
ひろめのべ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいこう
(逆引き)
誠に宜しく聖聴を開張し、以て先帝の遺徳をあきらかにし、志士の気を
恢弘
(
かいこう
)
すべし、宜しくみだりに自ら
菲薄
(
ひはく
)
し、
喩
(
ゆ
)
をひき義をうしない、以て
忠諫
(
ちゅうかん
)
の道を
塞
(
ふさ
)
ぐべからず——
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
恢弘(かいこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわいこう
(逆引き)
天業
(
てんげふ
)
恢弘
(
くわいこう
)
の
黎明
(
しののめ
)
、鎭みに鎭む底つ
岩根
(
いはね
)
の上に
宮柱
(
みやばしら
)
太
(
ふと
)
しき立てた
橿原
(
かしはら
)
の
高御座
(
たかみくら
)
を、人皇第一代
神倭磐余彦
(
かむやまといはれひこ
)
の
天皇
(
すめらみこと
)
を、ああ、
大和
(
やまと
)
は國のまほろば、とりよろふ
青垣
(
あをがき
)
、
鵄
(
とび
)
は舞ひ
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
恢弘(くわいこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひろめのべ
(逆引き)
抑又
(
はたまた
)
塩土老翁
(
しほつちのをぢ
)
に聞きしに曰く、東に
美地
(
よきくに
)
有り、青山
四周
(
よもにめぐれり
)
、……
余
(
われ
)
謂
(
おも
)
ふに、
彼地
(
そのくに
)
は必ず
当
(
まさ
)
に以て
天業
(
あまつひつぎのわざ
)
を
恢弘
(
ひろめのべ
)
て
天下
(
あめのした
)
に
光宅
(
みちを
)
るに足りぬべし、
蓋
(
けだ
)
し
六合
(
くに
)
の
中心
(
もなか
)
か。……何ぞ
就
(
ゆ
)
きて
都
(
みやこつく
)
らざらむや。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
恢弘(ひろめのべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恢弘”の意味
《名詞》
事業、制度などを広く大きくすること。
(出典:Wiktionary)
恢
漢検準1級
部首:⼼
9画
弘
漢検準1級
部首:⼸
5画
“恢”で始まる語句
恢復
恢復期
恢々
恢癒
恢復後
恢量大度
“恢弘”のふりがなが多い著者
蜷川新
北原白秋
菊池寛
吉川英治