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怨言
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うらみ
ふりがな文庫
“
怨言
(
うらみ
)” の例文
『さうかえ、何だか氣持の惡さうな顏をして居るから、僕は又、何か市子に
怨言
(
うらみ
)
でも言はれたのを思出してるかと思つた。』
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
今はなかなか
文
(
ふみ
)
に
便
(
たより
)
もあらじと教へられしを、筆持つは
篤
(
まめ
)
なる人なれば、長き長き
怨言
(
うらみ
)
などは
告来
(
つげこ
)
さんと、それのみは
掌
(
たなごころ
)
を指すばかりに待ちたりしも、疑ひし卜者の
言
(
ことば
)
は不幸にも
過
(
あやま
)
たで
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
この事は
必然
(
きつと
)
父が彼女に秘密に私と
諜
(
しめ
)
し合せてやつたことに違ひないと
怨言
(
うらみ
)
を言つたこと、且つ会ふ人毎に弁解して歩いたこと、そして、それが為に父と母との間に暫くの間不和が生じたこと
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
『さうかえ、何だか気持の悪さうな顔をして居るから、僕は又、何か市子に
怨言
(
うらみ
)
でも云はれたのを思出してるかと思つた。』
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
宮は彼の
怨言
(
うらみ
)
をだに聞くを得ざりしなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“怨言”の意味
《名詞》
怨 言(えんげん)
怨みの言葉。
(出典:Wiktionary)
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“怨”で始まる語句
怨
怨恨
怨霊
怨嗟
怨敵
怨念
怨靈
怨讐
怨鬼
怨魂