“怨言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うらみごと31.8%
えんげん27.3%
うらみ18.2%
かごと13.6%
ゑんげん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怨言(うらみごと)のありたけを言いつづけたけれど、千代子は父(とう)さんに目っかって叱られたからと、出放題の言訳をして、その後は何と言われても一緒に夜道は歩かなかった。
心づくし (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ほかのことに思わせて宮は怨言(えんげん)を洩(も)らしておいでになるのを、中の君はただ薫(かおる)のことでまじめに恨みを告げておいでになるものと思い込み
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)
『さうかえ、何だか氣持の惡さうな顏をして居るから、僕は又、何か市子に怨言(うらみ)でも言はれたのを思出してるかと思つた。』
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
世にあれば怨言(かごと)も言へど亡き後の妻屋を見れば悲しとぞ思ふ
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
離縁(りえん)して昌次郎へ遣(つかは)し見返(みかへ)らざるは信(しん)なり罪なくして牢屋に繋(つな)がれ薄命(はくめい)を覺悟(かくご)して怨言(ゑんげん)なきは禮(れい)なり薄命(はくめい)を歎(たん)じて死を定めしは勇(ゆう)なり五常(ごじやう)の道に叶(かな)ふ事斯(かく)の如く之に依て其徳行(とくかう)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)