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思直
ふりがな文庫
“思直”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもいなお
85.7%
おもひなほ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもいなお
(逆引き)
心の中では
思直
(
おもいなお
)
して、この馬鹿者めが、何も知らずに夢中に
威張
(
いばっ
)
て居る、見苦しい奴だと
却
(
かえっ
)
て気の毒に思うて、心中却て
此方
(
こっち
)
から
軽蔑
(
けいべつ
)
して居ました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
裏口の
引戸
(
ひきど
)
を開ける音とともに物干台に出ていた女がどしんと板の
間
(
ま
)
へ降りる物音。つづいて正午のサイレンが鳴り出す。女は
思直
(
おもいなお
)
したように
坐
(
すわ
)
り直って
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
思直(おもいなお)の例文をもっと
(6作品)
見る
おもひなほ
(逆引き)
婦人はとにもかくにも
遣過
(
やりすご
)
せしが、又何とか
思直
(
おもひなほ
)
しけん、
遽
(
にはか
)
に追行きて呼止めたり。
頭
(
かしら
)
を
捻向
(
ねぢむ
)
けたる酔客は
眊
(
くも
)
れる
眼
(
まなこ
)
を
屹
(
き
)
と見据ゑて、
自
(
われ
)
か
他
(
ひと
)
かと
訝
(
いぶか
)
しさに
言
(
ことば
)
も
出
(
いだ
)
さず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
思直(おもひなほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣
“思直”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
黒岩涙香
二葉亭四迷
福沢諭吉
永井荷風