“御本尊”の読み方と例文
読み方割合
ごほんぞん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、わかりました。御本尊ごほんぞん金仏かなぶつさまががったのです。ほら、あのとおりお口のはたに、あんこがいっぱいついています。」
和尚さんと小僧 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そしてその幽霊の御本尊ごほんぞんというのが、外でもない、かれ道夫の前に、卓子テーブルをはさんで椅子に腰をかけている雪子姉さんなのである。
四次元漂流 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これまた、御本尊ごほんぞん羅刹らせつに申上て候。今日ほとけうまれさせまします時に、三十二の不思議あり、此事、周書異記云文しうしよいきといふふみにしるしけり。