“御惠”のいろいろな読み方と例文
新字:御恵
読み方割合
みめぐみ66.7%
おんめぐみ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ニコオロよ、いかにしておん身は歸りし、これも聖母の御惠みめぐみにこそといひつゝ、女は窓に走り寄りぬ。その聲は猶わなゝけり。われはどもりて、ゆるし給へ君と叫びぬ。
敷浪しきなみ法喜ほふき傳へて御惠みめぐみに何日かははむ。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
こひしに内よりは大音にて何者なにものなるや内へ這入はいるべしといふ吉兵衞大いによろこび内へ入りて申やう私し儀は肥後國ひごのくに熊本の者なるが今日の大雪おほゆきみち踏迷ふみまよ難澁なんじふいたす者なり何卒なにとぞなさけにて一宿しゆくぱん御惠おんめぐみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)