よお)” の例文
私のようにこんなに弱いもので子供のときから身体からだよおうございましたが、こういうような弱い身体であって別に社会に立つ位置もなし
後世への最大遺物 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
わたしたちが若か時分な、腹が痛かてて寝るこたなし、産あがりだて十日と寝た事アあいません。世間が開けてっと皆がよおうなり申すでな。はははは。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「およおうござんしたからな、先方が」
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「大迫もよおうなったナ」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)