“居付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつ33.3%
いつき33.3%
ゐつき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其れがまた以前の如く居付いつく様になり、到頭余が家のデカで死んだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
足を継ぐと云う心是也これなり。太刀一つに足一つずつ踏むは居付いつききわまる也。二つと思わば常に歩む足也。
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
たゞすは誠になげかしき事なりと種々いろ/\利解りかいあつさげられけれども双方さうはう得心とくしんなければ是非なく吟味ぎんみとぞなりにけるころ享保きやうほ十二年十月双方さうはうそう呼出よびだしの人々には白子屋庄三郎ならびつまつねむすめくま番頭ばんとうちう下男げなん長助ちやうすけ下女げぢよひさきくむこまた大傳馬町おほでんまちやう居付ゐつき地主ぢぬし彌太やた加賀屋長兵衞等かがやちやうべゑとうなり此砌このみぎり髮結かみゆひせい三郎は出奔しゆつぽんして行方ゆくへ知れず大岡殿彌太郎に向は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)