尊敬そんきやう)” の例文
嫌ひ一向に構ひ付ず睾丸きんたまも釣方とやら私し共でも得心せぬ故長屋の泥工さくわん棟梁とうりやうは年頃といひ人も尊敬そんきやうする者なれば此者を以て勘太郎は店立たなだて
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
○秋山中に寺院じゐんはさら也、庵室あんじつもなし。八幡の小社一ツあり。寺なきゆゑみな無筆むひつ也。たま/\心あるもの里より手本てほんていろはもじをおぼえたる人をば物識ものしりとて尊敬そんきやうす。
尊敬そんきやうなすの餘り大先生はもう老込おいこまとても小先生には及ぶまじと云を却つて父の五左衞門は我が奧儀あうぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
養ひ給ふべし私し當時たうじかくの如く劔道指南仕つり候樣に相成諸人の尊敬そんきやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)