“安値”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やす63.2%
やすね15.8%
あんちょく10.5%
あんちよく10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この先もう一苦労してもいい相手だから、ずいぶん安値(やす)いものにつくが……などと彼の頭はやはり、算盤(そろばん)とは縁が断ち切れなかった。
春の雁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのあげく、彼らの商品はすっかりおさえられ、そしてそのまま没収(ぼっしゅう)されたものもあり、とんでもない安値(やすね)で強制買上げになったものもあった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そしてただ、ちょっと、入選さえ毎年つづけていればそれで知友と親族へ申訳が立つという位の安値(あんちょく)な慾望までが普及しつつあるかの如くである。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
それは二十弗あつたら、接吻(キツス)と、酒と、今一つ料理さへ味はふ事の出来る安値(あんちよく)な世界がこの世の中にあるといふ事である。