“守立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もりた50.0%
もりたて50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万屋 つまらない世辞を言いなさんな。——全くこの辺、人通りのないのはひどい。……先刻さっき山越やまごし立野たつのから出るお稚児を二人、大勢で守立もりたてて通ったきり、馬士うまかたも見掛けない。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
立てゝ三歳なる文藏を守立もりたてて奉公人の取締とりしまり行屆ゆきとゞきしかば漸次々々しだい/\勝手かつてよくなりし故所々へ貸金とうもいたし番頭に忠兵衞と言者いふもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)