“宇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
う81.8%
いへ13.6%
あざな4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忍剣(にんけん)は、この方角とにらんだ道を、一念(ねん)こめて、さがしていくと、やがて、ゆくてにあたって、一宇(う)の六角堂が目についた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上は則ち乾霊(あまつかみ)の国を授けたまふ徳(うつくしび)に答へ、下は則ち皇孫(すめみま)の正(たゞしき)を養ひたまひし心(みこゝろ)を弘めむ。然して後に六合(くにのうち)を兼ねて以て都を開き、八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いへ)と為(せ)むこと、亦可(よ)からずや。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「妾(わらわ)ことの姓名を問い給うか、父は元京都の産にして、姓は安藤、名は慶蔵、宇(あざな)五光と申せしが、ある夜、母君、丹頂の鶴を夢見て、妾を胎み給いしかば、幼少の折は鶴女鶴女と申せしが——」
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)