“堂宇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうう72.7%
だうう18.2%
だうゝ4.5%
ドウウ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霊屋(おたまや)のそばにはまだ妙解寺(みょうげじ)は出来ていぬが、向陽院という堂宇(どうう)が立って、そこに妙解院殿の位牌(いはい)が安置せられ、鏡首座(きょうしゅざ)という僧が住持している。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この風雨の凄(すさま)じい音の中に、この洪水(こうずゐ)のやうになつた大破した堂宇(だうう)の中に、本尊の如来仏(によらいぶつ)は寂然(じやくねん)として手を合せて立つてゐられるのである。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
拙者(せつしや)は故(ふるく)から此石とは馴染(なじみ)なので、この石の事なら詳細(くはし)く知(しつ)て居るのじや、抑(そもそ)も此石には九十二の竅(あな)がある、其中の巨(おほき)な孔(あな)の中には五(いつゝ)の堂宇(だうゝ)がある
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
堂宇(ドウウ)ニ依ル。雌雄容(カタチ)ヲ以テ、羽翼ヲ舒(ノ)ベ張ル。コレ燕ノ卵ナリ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)