“学”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
まな37.0%
がく37.0%
まなば6.5%
まなび6.5%
4.3%
まなん2.2%
もの2.2%
ならへ2.2%
まね2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十三世通天和尚つうてんわせうは、 霜台君さうたいくんの(謙信けんしんの事)親藉しんせきにて、高徳かうとくの聞えは今も口碑うはさにのこれり。 景勝君かげかつくんも此寺にものまなび玉ひしとぞ。
「そんな心算つもりじゃありません。ね、親分、女角力はちょいと話のキッカケをつけただけで、今日は親分のがくの方を借りに来たんですがね」
むねに万巻のたくはへなく心は寒く貧くして曙覧におとる事更に言をまたねば、おのづからうしろめたくて顔あからむ心地せられぬ、今より曙覧の歌のみならでその心のみやびをもしたひまなばばや
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
まなびの道をたどりしも、つかへの道をあゆみしも、皆な勇気ありてくしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
あなたがこちらに送って来た手紙を読んで見ると、もうチベット語をる必要もない。またチベット仏教を覚える必要もない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
今の朝鮮人、支那人、東洋全体を見渡した所で、航海術を五年まなんで太平海を乗越のりこそうと云うその事業、その勇気のある者は決してありはしない。ソレどころではない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
陰に廻りて機関からくりの糸を引しは藤本の仕業にきわまりぬ、よし級は上にせよ、ものは出来るにせよ、龍華寺さまの若旦那わかだんなにせよ、大黒屋の美登利紙一枚のお世話にも預からぬ物を
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
我は心柔和にして謙遜者へりくだるものなれば我軛わがくびきを負て我にならへなんぢら心に平安やすきべし、そはわが軛はやすくわが荷はかろければ也
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
余は肺の臓の破るゝと思うほど呼吸いき世話せわしきにも構わず其まねをして続いて上れば三階なる取附の右の室は入口の戸も開放せしまゝなるゆえ、之を潜りて客室、食堂
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)