“乗越”のいろいろな読み方と例文
旧字:乘越
読み方割合
のっこし46.2%
のりこ38.5%
のっこ15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つばくろ岳、台原山の連脈が東沢乗越のっこしで一旦低下して更に餓鬼、唐沢の二山を崛起くっきしているが、此処から見た餓鬼岳の姿は素派すばらしいものである。
美ヶ原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
なんだって、おまえへい乗越のりこえてて、盗賊ぬすびとのように、わたしのラプンツェルをってくのだ? そんなことをすれば、いことはいぞ。」
乃至ないし五十噸の越後丸、観音丸などと云うのが、入れ違いまする煙の色も荒海を乗越のっこすためか一際濃く、且つ勇ましい。
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)