“大悟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいご80.0%
だいご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虱(しらみ)を捫(ひね)る事一万疋に及びし時酒屋(さかや)の厮童(こぞう)が「キンライ」節(ふし)を聞いて豁然(くわつぜん)大悟(たいご)し、茲に椽大(えんだい)の椎実筆(しひのみふで)を揮(ふるつ)て洽(あまね)く衆生(しゆじやう)の為(ため)に為(ゐ)文学者(ぶんがくしや)経(きやう)を説解(せつかい)せんとす。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
この無感情が、大悟(たいご)の無表現ででもあったなら偉(えら)いものであるが、彼の場合は、現れたとおりの、懸値(かけね)なしであるからまことに愍(あわ)れというほかはない。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それ故に大梅和尚(たいばいおしょう)が馬祖大師(ばそだいし)に問うて如何(いか)なるか是(こ)れ仏、馬祖答えて即心即仏という、大梅が其の言下(ごんか)に大悟(だいご)したという、其の時に悟ったじゃ、此の世は実に仮のものじゃ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大悟(だいご)すれば、居士(こじ)の謎(なぞ)めいた言葉も、おのずから解(と)けたような心地がする。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)