じん)” の例文
この流星の大部分は、上空で燃えて、非常に小さい微塵みじん、すなわち宇宙じんとなって、大気の中に分散してしまう。
比較科学論 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
神は嘉牟嘉美かむかみなり。略して嘉美という。神慮は明鏡の万物を照らすがごとく、一法を捨てず、一じんを受けざるなり。天にあるは神、万物にあるは霊、人にあるは真心なり。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ものをけがすという意味で、私たちのきよらかな心をよごし、迷わすものは、つまりこの外からくる色と声と香と味と触と法とであるから、「六きょう」をまた「六じん」ともいうのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
熊楠諸国を遍歴して深く一じんせつをも破壊するてふ事の甚だ一国一個人の気質品性を損するを知り、昼夜奔走苦労してその筋へ進言し、議会でも弁じもらい、ついに囹圄れいごとらわるるに至って悔いず。