いなが)” の例文
「鋒刃の威を仮らずして、いながら天下を平げん」と考えられた神武天皇は、遂に度々武力を御用い遊ばされ、「よもの海みなはらから」と仰せられた明治天皇は、遂に日清
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
微賤、遠くにいながら、またひとたびの朝覲ちょうきんもせず、さきに優渥ゆうあくなる天恩に接す。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)