“地元”の読み方と例文
読み方割合
じもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし個人の鬱憤(うっぷん)のため、一時にもせよ、原稿のネタを仕入れるべき地元(じもと)英国を去ったことは、甚(はなは)だよくなかったと気がついたので、遂(つい)に再び英国入りを決し
沈没男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
阪神電車の沿線にある町々、西宮、蘆屋、魚崎、住吉あたりでは、地元(じもと)の浜で獲(と)れる鰺や鰯を、「鰺の取れ/\」「鰯の取れ/\」と呼びながら大概毎日売りに来る。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
地元(じもと)の里(さと)はいうまでもなく、三里(り)五里(り)の近郷近在(きんごうきんざい)からも大(たい)へんな人出(ひとで)で、あの狭(せま)い海岸(かいがん)が身動(みうご)きのできぬ有様(ありさま)じゃ。往来(おうらい)には掛茶屋(かけちゃや)やら、屋台店(やたいみせ)やらが大分(だいぶ)できて居(い)る……。