“喉仏”の読み方と例文
旧字:喉佛
読み方割合
のどぼとけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細い喉で、尖った喉仏のどぼとけの動いているのが見える。その時、その喉から、からすの啼くような声が、あえぎ喘ぎ、下人の耳へ伝わって来た。
羅生門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
テナルディエは襟飾えりかざりとしてるぼろ布を喉仏のどぼとけの所まで引き上げた。それは真剣になった様子を充分に示す身振りだった。そして言った。
「なんとも驚きいったものです」と、コン吉とタヌは声をそろえて感嘆すると、会長はうわははは、と喉仏のどぼとけも見えるような大笑いをしてから