“喉頸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のどくび80.0%
ノドクビ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一目で、ハンズと彼の仲間の男とが絡み合って猛烈な組打をやっており、互に相手の喉頸のどくびをひっ掴んでいるのが見えたのである。
慌てて自分で拳銃なぞを自分の喉頸のどくびへ当てずとも、いつでも死ねるではないかという気持がしたからであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
先住民の落ちこぼれで、生活の基調を異神の信仰に置いた其団体が、週期を以て、各地を訪れ渡つて居る中に、駅・津の発達と共に、陸路・海路の喉頸ノドクビの地に定住する事になつた。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)