“吹断”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふきた50.0%
ふきちぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名にし負う神通二百八間の橋を、真中(まんなか)頃から吹断(ふきた)って、隣国の方へ山道をかけて深々と包んだ朝靄(あさもや)は、高く揚って旭(あさひ)を遮り、低く垂れて水を隠した。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
焦茶地の縞羅紗(しまらしや)の二重外套(にじゆうまわし)は何(いつ)の冬誰(た)が不用をや譲られけん、尋常(なみなみ)よりは寸の薄(つま)りたるを、身材(みのたけ)の人より豊なるに絡(まと)ひたれば、例の袴は風にや吹断(ふきちぎ)れんと危(あやふ)くも閃(ひらめ)きつつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)