古家ふるいへ)” の例文
呼吸いきめて、うむとこらへて凍着こゞえつくが、古家ふるいへすゝにむせると、時々とき/″\遣切やりきれなくつて、ひそめたくしやめ、ハツと噴出ふきだしさうで不氣味ぶきみ眞夜中まよなか
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
四百しひやく年へた古家ふるいへ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
ちうつて三百年さんびやくねんといふ古家ふるいへひとつがこれで、もうひとつが三光社前さんくわうしやまへ一棟ひとむねで、いづれも地震ぢしんにびくともしなかつた下六番町しもろくばんちやう名物めいぶつである。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ばらしいへツつひを二ツならべて一斗飯とうめしけさうな目覚めざましいかまかゝつた古家ふるいへで。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)