“友白髪”の読み方と例文
読み方割合
ともしらが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俚謡にも「枯れて落ちても二人ふたりづれ」とあるようにこれを友白髪ともしらがまでともに老ゆる一の夫婦、それは人間の最も意義深くかつ最も大切なこの夫婦に比べる事が出来ます。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「長い生涯、お互いが人間、お互いが短所だらけで、友白髪ともしらがまでも添いとげようというのだから、これは容易なわざではない。そこで、今のような気もちのうちに、誓いおうておきたいと思うが、そなたの胸はどうかな?」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)