原料げんれう)” の例文
最もほそく作られたるものは其原料げんれう甚だ見分みわけ難けれどややふときもの及び未成みせいのものをつらね考ふれば、あかがひのへり部分ぶぶんなる事を知るを得。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
かれ原料げんれうわら勘次かんじ要求えうきうせずに五せんか十錢位せんぐらゐづゝ懷錢ふところせんしてすぐつたわら其處そこ此處こゝつて、穗先ほさきところもつてはかたからけてがさ/\と背負せおつてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其時そのときに(地底探檢記ちていたんけんき一五七ぺいじ參照さんせう貝灰かひばい原料げんれうとすべく土方どかた大發掘だいはつくつをしてたのをはじめてり、それから六ぐわつ十四またつてたが、兩度りやうどともじつ大失望だいしつばうであつた。
コロボツクルの用ゐたる遮光器の原料げんれうは何なりしや、明言めいげんし難けれど面の彎曲にかなふ樣に作られたると
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
土方どかた親方おやかたついいてると、すで一月以上ひとつきいじやう發掘はつくつつゞけてるので、う二三にち此所こゝ終局しうきよくだ。これは貝灰かひばい原料げんれうとして、横濱よこはま石灰製造所いしばいせいざうしよつたのだといふ。
木にもせよ、竹にもせよ、くさにもせよ、植物質の原料げんれうにて作りたるものは腐敗ふはいし易き事勿論もちろんなれば、其今日に遺存いぞんせざるの故を以て曾て存在そんざいせざりし證とは爲すべからず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)