“卑下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひげ90.6%
へりくだ3.1%
いやしみ1.6%
くさ1.6%
さげす1.6%
ひけ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
民間は官途に一もく置くものと信じているから、大谷夫人の厭味いやみを当然の卑下ひげと認めて、御機嫌よく暇を告げた。大谷夫人はこれからだ。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
よろしく百歩の田地をわが君に乞うて、身を農夫と卑下へりくだるのが孫権の安全な途というものである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その時もしわが顔に卑下いやしみの色の動きたりせばゆるしたまえ。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「わしあねはお内儀かみさん、ろくでなしですかんね」かれぢてさうして自分じぶん庇護かばふやうにあねといふのを卑下くさしてひがんだやうな苦笑くせうあへてした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
うら若き女子をなごの身にて夜ををかして來つるをば、蓮葉はすはのものと卑下さげすみ給はん事もあらば如何にすべき。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
沙魚も、餌つきの方では、卑下ひけを取らず、沢庵漬でも南京玉でも、乱暴に食い付く方ですが。其殺風景は、比べにならんです。
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)