“十八番”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おはこ92.9%
じゅうはちばん3.6%
はこ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思いどおりにたっぷりと中ぐしをとってしまうと、がぜん十八番おはこの右門流が、もうその次の瞬間から、小出しにされだしたのです。
さりとていつもいつも十八番じゅうはちばん紋切形もんきりがたを繰返せといふにはあらず。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そのたびに春ちゃん——これが例のカフェ・ネオンの女給で「カフェ・ネオンの惨劇マーダー・ケース」の一花形はながたであるわけだが——から「またオーさんのお十八番はこよ。そんなに心配になるんなら、岩田の京ぼんに頼んで、いっそと思いに、感電殺かんでんころしを ...
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)