“八十島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やそしま80.0%
やそじま20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、国造の禊ぎする出雲の「三津」、八十島やそしま祓えや御禊ゴケイの行われた難波なにわの「御津ミツ」などがあるのだ。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
百隈ももくまみちにしをまたさら八十島やそしまぎてわかれかかむ 〔巻二十・四三四九〕 防人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
硝子ガラス窓が二つ附いて居る。浦潮斯徳ウラジホストツクに駐在して居る東京朝日新聞社の通信員八十島やそじま氏から贈られた果物の籠、リモナアデのびん、寿司の箱、こんな物が室の一ぐうに置いてあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)