“加答児”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カタル77.8%
かたる22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六日に至って咳嗽がいそう甚しく、発熱して就蓐じゅじょくし、つい加答児カタル性肺炎のために命をおとした。嗣子終吉さんは今の下渋谷しもしぶやの家に移った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
急性腸胃加答児カタルという医師の診断におどろかされて、兄からわたくしのところへ電報を打ってよこしたのでございます。
探偵夜話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
愛知医専教授中村豊氏(耳鼻咽喉専門)の説によると、芸妓といふものは大抵慢性喉頭加答児かたるかゝつてゐる。
僕は、神保博士の意見として、どうも黄疸は単純な加答児かたる性のものでなく肝の方から来てゐることを手紙に書いたのであつた。それでもがんの転移証状であることは書けなかつたのである。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)