“別盃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べっぱい80.0%
べつぱい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それとなく別盃べっぱいむために行きたい気はしたが、新聞記者と文学者とに見られて又もや筆誅ひっちゅうせられる事を恐れもするので
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「しばらくの間、またそちの姿も見られなくなる。つまり今宵こよい別盃べっぱいじゃ、まあ一盃ひとつ受けてくれい」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玄竹げんちくいまのは別盃べつぱいぢやぞ、但馬守たじまのかみ生命いのち今夜限こんやかぎりぢや。死骸しがい手當てあては其方そちたのむ。』
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)