“別墅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べっしょ84.6%
べつしよ11.5%
やしき3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身のまわりの物をまとめた荷を下僕しもべに負わせて、花蔵院というところにある水野外記の別墅べっしょへ着いたのはその日のれがただった。
晩秋 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ボルゲエゼの別墅べつしよに婚禮あり。世にまれなるべき儀式を見よ。この風説は或る夕カムパニアなるドメニカがあばら屋にさへ洩れ聞えぬ。
……その憂欝ゆううつからお心がすさみ、継友様には再三家臣をお手討ちなされましたが、その中に、平塚刑部様という、御用人があり、生前に建てた庄内川近くの別墅やしきへ、ひどく執着を持ち
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)