“初蛙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつかわず50.0%
はつかはづ33.3%
はつがえる16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
短檠たんけいの光は時折、烏賊いかのような墨を吐き、風の間に、どこかで片言かたこと初蛙はつかわずが鳴く。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
初蛙はつかはづ鳴くやいづらと窓あけて耳とめてをり月ののぼるに
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
遠くで初蛙はつがえるいた。白い除虫菊じょちゅうぎくの花もいた。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)