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初物
ふりがな文庫
“初物”の読み方と例文
読み方
割合
はつもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつもの
(逆引き)
一般に、温室など利用して作った小さなきゅうり、俗に
初物
(
はつもの
)
と呼ぶような出たてのきゅうりで、料理屋などで使うのは、小さなのがよい。
胡瓜
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
尤
(
もっと
)
も、これは、世間で云う様な、
初物
(
はつもの
)
を食うために、
何処
(
どこ
)
そこへ旅行したとか、身を忍んで屋台店へ行ったとか云う風な食道楽ではなかった。
解説 趣味を通じての先生
(新字新仮名)
/
額田六福
(著)
その
遅
(
おそ
)
きとは三月にはじめて梅の花を見、五月の
瓜
(
うり
)
・
茄子
(
なす
)
を
初物
(
はつもの
)
とす。山中にいたりては山桜のさかり四月のすゑ五月にいたる所もあるなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
初物(はつもの)の例文をもっと
(16作品)
見る
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
“初物”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
アリギエリ・ダンテ
小林多喜二
中里介山
黒島伝治
樋口一葉
幸田露伴
吉川英治
北大路魯山人