“出際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でぎは37.5%
でぎわ37.5%
でしな12.5%
でがけ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こんで出際でぎはあめでもえゝ鹽梅あんべえなら、たんで四へうなんざどうしてもとれべとおもつてんのよ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
認めあれはと問えば今が若手の売出し秋子とあるをさりげなくはらにたたみすぐその翌晩月の出際でぎわすみ武蔵野むさしのから名も因縁づくの秋子を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
「いや井上円了えんりょうさんも来て居る。」「そりゃ奇遇きぐうだ。君が出際でしなに死なずに帰ってくれろといって僕は頼んだが、よう死なずに帰って来た。実にうまくいった」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ボンベイにていろいろの買物をまし、いよいよ四月二十四日ボンベイ発のボンベイ丸に乗って帰国することになりました。出際でがけ私は和泉いずみの国で生れて和泉丸いずみまるに乗りました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)