“其(ぞ)” の例文
先生にお叱(こごと)を受(うけ)ましたの——其れから学校を卒業する、貴女は菅原様(すがはらさん)へ嫁(いら)つしやる、他の人々(かたがた)も其(そ)れ其(ぞ)れ方向をお定(さだめ)になるのを見て
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
この驚くべき報告が麓へ拡まると、町からも村からも大勢の加勢が駈着(かけつ)けた。安行の屍体は自宅へ、お杉と𤢖の亡骸(なきがら)は役場へ、其(そ)れ其(ぞ)れに引渡(ひきわた)しの手続(てつづき)を了(お)えた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)