“傾注”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいちゅう80.0%
けいちゆう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自然主義を捨て、盲目的反抗と元禄の回顧とを罷(や)めて全精神を明日の考察——我々自身の時代に対する組織的考察に傾注(けいちゅう)しなければならぬのである。
人相書も付随しているので、一時警視庁は、それに該当(がいとう)する人物の探査に全力を傾注(けいちゅう)した。モスコーの犯人の動機は、宗教上の狂信的な妄執(もうしゅう)からだった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
更(さら)にくすんだ赭(あか)い欅(けやき)の梢(こずゑ)にも微妙(びめう)な色彩(しきさい)を發揮(はつき)せしめて、殊(こと)に其(そ)の間(あひだ)に交(まじ)つた槭(もみぢ)の大樹(たいじゆ)は此(これ)も冴(さ)えない梢(こずゑ)に日(ひ)は全力(ぜんりよく)を傾注(けいちゆう)して驚(おどろ)くべき莊嚴(さうごん)で且(か)つ鮮麗(せんれい)な光(ひかり)を放射(はうしや)せしめた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)