“修理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅり59.1%
しゅうり18.2%
しゆり9.1%
をさ4.5%
すじ4.5%
すり4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
修理(しゅり)のこの逆上は、少からず一家中の憂慮する所となった。中でも、これがために最も心を労したのは、家老の前島林右衛門(りんえもん)である。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
で、三浦家(みうらけ)ではいつも社殿(しゃでん)の修理(しゅうり)その他(た)に心(こころ)をくばり、又(また)お祭(まつり)でも催(もよお)される場合(ばあい)には、必(かなら)ず使者(ししゃ)を立(た)てて幣帛(へいはく)を献(ささ)げました。
洛中(らくちう)がその始末であるから、羅生門の修理(しゆり)などは、元より誰も捨てゝ顧(かへりみ)る者がなかつた。するとその荒(あ)れ果(は)てたのをよい事にして、狐狸(こり)が棲む。盗人(ぬすびと)が棲む。
羅生門 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ここに天つ神諸(もろもろ)の命(みこと)以(も)ちて一、伊耶那岐(いざなぎ)の命伊耶那美(いざなみ)の命の二柱の神に詔(の)りたまひて、この漂へる國を修理(をさ)め固め成せと、天(あめ)の沼矛(ぬぼこ)を賜ひて、言依(ことよ)さしたまひき二。
この筆者の私と、談者の私と、酔った同士は、こんがらかっても、修理(すじ)を捌(さば)くお手際は、謹んで、読者の賢明に仰ぐのである。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鳥羽殿(とばどの)白河殿(しらかわどの)なども修理(すり)せさせ給(たま)ひて常にわたりすませ給へど猶(なお)又水無瀬といふ所にえもいはずおもしろき院づくりしてしば/\通ひおはしましつゝ春秋の花もみぢにつけても御心ゆくかぎり世を
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)