“云散”の読み方と例文
読み方割合
いひちら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申付博奕を打(うち)夜盜(よたう)などする者を大切に致さるゝ上は覺悟の前なりと今迄惡樣(あしざま)に取扱はれたる意趣(いしゆ)晴(ばら)しの心にて存分に云散(いひちら)してぞ立歸りける勘兵衞は早々勘太郎へ右の咄(はなし)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
餘所(よそ)に見るとは何云心の人なるぞ殊には自分の身勝手(みがつて)のみ云散(いひちら)すは鬼か蛇(じや)か思へば/\情(なさけ)なやと愚痴の出るも道理なり偖裏口より入んと思ふに灯(あかり)は萬燈(まんどう)の如く大勢なる他人の居る中へ斯(かく)窶然(みすぼらし)き姿にて這入(はひら)ん事此家の手前も有ば如何(いかゞ)せんと少間(しばし)彳(たゝず)み居たりしに傍(かたへ)に寢て居し一疋の犬怪(あや)しく思ひてや齒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)