“事無”の読み方と例文
読み方割合
ことな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政治界でも実業界でも爺さんでなければ夜も日も明けない老人万能で、眼前の安楽や一日の苟安こうあんを貪る事無ことなかれ主義に腰を叩いて死慾しによくばかりかわいている。
事無ことなさにイザルの森をさまよふか雲居くもゐそとに子等は待たぬか
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
さても事無ことなをし
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)