“九分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くぶ75.0%
くぶん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大燒原(おほやけはら)の野(の)と成(な)つた、下町(したまち)とおなじ事(こと)、殆(ほとん)ど麹町(かうぢまち)の九分(くぶ)どほりを燒(や)いた火(ひ)の、やゝしめり際(ぎは)を、我(わ)が家(いへ)を逃出(にげで)たまゝの土手(どて)の向越(むかうご)しに見(み)たが、黒煙(くろけむり)は、殘月(ざんげつ)の下(した)に
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
また銅(どう)に錫(すゞ)をまぜると鑄(ゐ)るのに容易(ようい)で、しかも堅(かた)くつて丈夫(じようぶ)であるといふことも、最初(さいしよ)は偶然(ぐうぜん)に知(し)つたらしいのでありますが、幾度(いくど)かの經驗(けいけん)で銅(どう)九分(くぶ)に錫(すゞ)一分(いちぶ)をまぜあはすと
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
隨(したが)つて破壞力(はかいりよく)からいへば、餘震(よしん)の最大(さいだい)なるものも最初(さいしよ)の大地震(だいぢしん)の九分(くぶん)の一(いち)以下(いか)であるといふことになる。ざつと十分(じゆうぶん)の一(いち)と見(み)てよいであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これが勾配(こうばい)九分(くぶん)の一(いち)の斜面(しやめん)に沿(そ)ひ、五分時間位(ごふんじかんぐらゐ)の間(あひだ)に一里半程(いちりはんほど)の距離(きより)を馳(は)せ下(くだ)つたものらしい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)