“一隻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっせき71.4%
いつさう14.3%
いつせき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても潜水艦とは、可笑おかしいな、敵の潜水艦は、先刻からみているが始めの位置を動いたのは、一隻いっせきも居ないはずじゃが……
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
讀者どくしや諸君しよくん御記臆ごきおくだらう。弦月丸げんげつまるまさに子ープルスかう出發しゆつぱつせんとしたとき何故なにゆゑともなくふかわたくしまなことゞまつた一隻いつさうあやしふねを。
氷山へうざんくだけてたま飛散とびちごとく、すでにうしなつて、四途路筋斗しどろもどろ海賊船かいぞくせんに、命中あたるも/\、本艦々尾ほんかんかんびの八インチ速射砲そくしやほうは、たちま一隻いつせき撃沈げきちんし、同時どうじ打出うちだす十二サンチほう榴彈りうだん