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一貝
ふりがな文庫
“一貝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとかい
66.7%
ひとかひ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとかい
(逆引き)
「お仙の
阿魔
(
あま
)
に男なんかあるものか、
紅白粉
(
べにおしろい
)
はおろか、油
一貝
(
ひとかい
)
買ったことのねえ身の上だ——へッ」
銭形平次捕物控:029 江戸阿呆宮
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
風邪薬
(
かざぐすり
)
を一
貼
(
ちょう
)
、
凍傷
(
しもやけ
)
の
膏薬
(
こうやく
)
一貝
(
ひとかい
)
買ひに行つた話は聞かぬが、春の
曙
(
あけぼの
)
、秋の暮、夕顔の咲けるほど、
炉
(
ろ
)
の
榾
(
ほだ
)
の
消
(
き
)
ゆる時、夜中にフト目の
覚
(
さ
)
むる折など、
町中
(
まちなか
)
を
籠
(
こ
)
めて
芬々
(
ぷんぷん
)
と
香
(
にお
)
ふ
処方秘箋
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一貝(ひとかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひとかひ
(逆引き)
なアに鶴や膃肭臍が滅多に取れるものか。豚の脂や仙台
鮪
(
まぐら
)
の
脂肪肉
(
あぶらみ
)
で好いのだ。脂でさへあれば胼あかぎれには確に効く。此奴を
一貝
(
ひとかひ
)
一銭に売るんだが二貫か三貫か
資本
(
もと
)
で一晩二両三両の
商売
(
あきなひ
)
になる。
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
一貝(ひとかひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
貝
常用漢字
小1
部首:⾙
7画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一貝”のふりがなが多い著者
内田魯庵
泉鏡花
野村胡堂