“げんぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元文83.3%
原文8.3%
諺文8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元文げんぶん三年十一月二十三日の事である。大阪で、船乘業ふなのりげふ桂屋太郎兵衞かつらやたろべゑと云ふものを、木津川口きづがはぐちで三日間さらした上、斬罪に處すると、高札かうさつに書いて立てられた。
最後の一句 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
で、材料ざいりょう取捨しゅしゃ選択せんたくせめ当然とうぜんわたくし引受ひきうけなければなりませんが、しかし通信つうしん内容ないよう全然ぜんぜん原文げんぶんのままで、私意しいくわへて歪曲わいきょくせしめたような個所かしょはただの一箇所かしょもありません。
程霞生赤城、一相塘しやうたうである。しば/\長崎に来去して国語を解し諺文げんぶんを識つてゐた。「こりずまに書くや此仮名文字まじり人は笑へど書くや此仮名」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)